KOKUHO SYSTEM CO.LTD.

ニュース

  1. 総合TOP
  2. ニュース
  3. ブログ
  4. 法人の太陽光発電導入数は70万5000件に、増加の一途をたどる理由とは?

2026.10.13

法人の太陽光発電導入数は70万5000件に、増加の一途をたどる理由とは?

電気料金の上昇や脱炭素への対応を背景として、法人企業の太陽光発電システム活用が注目されています。資源エネルギー庁が公表する再生可能エネルギーの導入状況によると、2026年3月末時点で、非住宅用(出力10kW以上)の太陽光発電設備は、新規認定分の導入件数が70万4,820件、約70万5,000件という規模となっています(参考URL:https://www.fit-portal.go.jp/publicinfosummary )。

ただ、この数字は太陽光発電を導入した「法人数」ではなく、FIT・FIP制度のもとで買取を開始した「非住宅用設備の件数」です。それでも売電収入以外に、電力コストを抑えるだけでなく環境対応や災害対策にも役立つことを考慮して企業が太陽光発電を検討している現実を数字が如実に表しています。

今回は、法人が太陽光発電に目を向ける主な理由と、導入前に確認しておきたいポイントを解説します。

 

1.電気料金の削減が企業の収益改善につながる

法人が太陽光発電を導入する大きな理由の一つが「電気料金の削減」です。自社の工場や倉庫、事業所などの屋根に太陽光パネルを設置し、発電した電気をその場で使う「自家消費型」であれば、電力会社から購入する電力量を減らせます。

特に、日中に生産設備や空調、冷蔵・冷凍設備などを動かす企業は、太陽光発電の発電時間帯と電力使用時間帯が重なりやすく導入メリットを得やすいと考えられます。電気料金の変動による影響を抑えられる点も、企業経営においてはとても魅力でしょう。 ただ、発電量が多ければ必ず削減効果が高くなるわけではありません。電力使用量の少ない時間帯に大量に発電しても、使い切れない電気が増える可能性がありますので、設備サイズは実際の電力使用状況に合わせて検討することが重要です。

 

2.脱炭素経営への対応が取引先からの信頼につながる

太陽光発電を導入する目的はなにも経費削減だけではありません。発電時に二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーを自社で使用することは、企業の環境負荷を減らすための取り組みとなります。

近年は自社だけでなく、取引先やサプライチェーン全体で温室効果ガスの排出量削減を求める動きもあるため、環境方針や削減目標を掲げる企業にとって太陽光発電システムの導入は具体的な対策の一つとなり得ます。

また、再生可能エネルギーの活用実績を示すことは、環境を重視する取引先や顧客への説明材料にもなり得ます。太陽光発電システムは単なる設備投資ではなく、事業の継続や企業価値にも関わる経営上のキーポイントになっているのです。

 

3.PPAなど導入方法の選択肢が広がっている

太陽光発電システムを導入する際に、必ず問題となるのが初期導入費用ではないでしょうか。設備や設置条件によって必要となる投資額も異なり、中には導入をためらう企業もあります。

そこでぜひ検討したいのが「PPA(電力購入契約)モデル」。PPAモデルとは、企業が太陽光発電設備を自社で購入・所有することなく発電された電気を購入して利用する仕組みを言います。 初期費用・メンテ費用がゼロとなる一般的なオンサイトPPAでは、PPA事業者が企業の敷地や屋根に設備を設置・所有し、企業は発電した電気を契約に基づいて購入します。自社で設備を購入する方式と異なり、初期投資を抑えて導入しやすいのが特徴です。

ただし、契約期間や電力単価、設備の維持管理、契約終了後の取り扱いなどの確認は大事。自社で設備を保有する場合とPPAを利用する場合で費用負担やメリットも大きく異なるため、長期的な視点で比較検討が必要です。

 

4.災害時の電力確保や事業継続への期待もある

昨今洪水やゲリラ豪雨のような水害を伴うような災害を我々は数多く経験しています。そんな際に起こり得る停電などの非常時に備えるBCP(事業継続計画)も、太陽光発電が注目される理由の一つ。自然災害などで電力供給が止まれば、工場の生産設備や店舗の冷蔵設備、情報システムなどに影響が及ぶ可能性があります。

太陽光発電システムに蓄電池を組み合わせ、非常時に使用できるよう設計しておけば、停電中でも必要な機器へ一部の電力を供給できる場合があります。非常用電源として活用したい場合には、自立運転機能や蓄電池の容量、接続する機器、夜間の使用可能時間などを事前に確認することがとても重要です。

 

導入を検討する際に注意したいポイントとは?

このように太陽光発電には複数のメリットがあります。しかしながら、あらゆる企業が同じような効果を得られるわけではありません。

そこでまず確認したいのは、過去1年程度の電気料金明細や30分単位の電力消費量データ。昼間にどれだけ電気を使っているかを把握することで、自家消費に適した設備容量を検討することができます。さらに、屋根の面積だけでなく、建物の耐荷重、屋根材、老朽化の状況、日射条件なども重要。導入に必要な費用に加え、保守点検や将来の設備更新にかかる費用も踏まえて、投資回収を試算しておく必要があります。

 

法人の太陽光発電導入はコクホーシステムへご相談ください

企業による太陽光発電システム導入を考える際には、発電設備の規模だけでなく、電力使用量や導入方式、屋根の状態、将来の事業計画などを総合的に判断することが重要です。

私たち株式会社コクホーシステムは、湘南・藤沢を拠点に北海道から沖縄まで全国対応で再生可能エネルギー事業を展開。自家消費型太陽光発電をはじめ、蓄電池やV2Hなど幅広い設備に対応し、設計・施工から導入後の保守・メンテナンスまでワンストップでサポートしています。

「電気料金をどの程度削減できるか知りたい」「自社に合った設備容量を検討したい」「初期費用や設置条件を確認したい」といった企業様も、ぜひ株式会社コクホーシステムまでお気軽にご相談ください。

環境事業部:
0466-30-2688