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2021.11.08

第四次産業革命(インダストリー4.0)

時代は今、第四次産業革命へ突入しております。19世紀初頭から石炭、蒸気機関車による第一次産業革命がはじまり、20世紀前半から産業は石炭から石油に変わり大電力時代による大量生産とガソリン自動車が第二次産業革命です。第三次産業革命からはコンピューター、インターネットの時代になり、人類はこれまで200年かけて温室効果ガスを今もなお排出し続けています。そして21世紀になりAI(人工知能)、IOT(ネットと物を繋げる)、ビックデータ等の次世代テクノロジーが第四次産業革命と言われております。

GAFAM(Google、Apple、facebook,amazon,microsoft)をはじめとする米国IT企業が所有する複数のデータセンターでは莫大な電力消費があり、レジリエンスの観点からも既に再エネ主力電源化に進んでいます。

次世代モビリティーの分野でも「走るスマホ」としてAI、IOT等のテクノロジー発展から自動運転が可能になりEVシフトも加速化しています。ただしEV車が爆発的普及している中国・インドでは、EV充電に消費される電力のほとんどが石炭火力という本末転倒な事態が起こっています。

今後も「走るスマホ」または「走る蓄電池」としても普及拡大し続ければ蓄電池コストも大幅に下がり、再エネ業界でも蓄電池普及による更なる変動性再エネ(太陽光・風力)普及に繋がります。そしてAI,IOT活用による天候予測と蓄電池EMS(エネルギーマネジメントシステム)があれば送電線系統枠も最大限活用可能です。

持続可能な脱炭素社会へ変えていくためにも次世代のテクノロジー&モビリティー&エネルギー、3つの成長産業の関係性は非常に重要なのです。