KOKUHO SYSTEM CO.LTD.

ニュース

  1. 総合TOP
  2. ニュース
  3. コラム
  4. 世界最先端サステナブル都市「ヴォーバン」

2022.11.04

世界最先端サステナブル都市「ヴォーバン」

ヨーロッパ経済の中心地ドイツ、フランクフルトから新幹線で南へ2時間、フライブルク市内に世界最先端持続可能エコタウン「ヴォーバン地区」がある。第二次世界大戦後、フランス軍の駐屯所となり、ベルリンの壁崩壊と東西統一とともに1992年にドイツに返還された38ヘクタールの敷地に住みたい側の住民と自治体が官民一体となり、ソーシャルエコロジーコンセプトをベースとした都市計画が行われ、1997年から開発が始まり、2007年に完成。約5,500人がヴォーバン地区に住んでいる。

緑豊かな街並みには自動車がなくても便利に生活が出来るよう町づくりされており、地域全体の3/4は住宅に駐車場が無く、安心して子供達が住宅前の道路で遊べるようになっています。

条例では、建物は全て集合住宅、高気密高断熱仕様、屋上緑化又はソーラーパネル設置が義務化されています。

町中には木質バイオマスのコジェネが設置され、グリーン電力と排熱がお湯として集合住宅へ循環供給されている。建物南側には落葉樹が植えられ、夏は生い茂った樹木で日光を遮り、冬は直射日光で部屋が暖められる。更に高気密高断熱のため、キッチンで料理をするだけで部屋中が温まる構造のようです。

ゼロエネルギー、パッシブ住宅、CO2や排気ガスの排出量も極めて少ない都市計画を20年前から設計しているなんて、さすがエコ先進国ドイツです。持続可能な都市計画を学ぶため、日本の各自治体からも多くの見学者が訪れている。

弊社コクホーシステム不動産事業部ではパッシブハウスを建設するためファースの家に加盟しております。

只今、茅ヶ崎東海岸にモデルハウスにて構造見学会実施中11月4.5.6日

詳しくはこちら

ファースの家って何?